
年に1度あるかないかくらい吹雪ました。積もらんかったけどw
さてさて、宇久島では一昨年くらいから移住政策に本腰入れているようです。
自分も関連産業に身を置く者として、ちょっとでも人口増になる一助になればと日々精進しておりますが、コロナ禍くらいから露骨に人が居ないことを実感してきました。
めちゃ簡単に言うと人が居ないイコール、
今までやってきたことが出来なくなる。
これに尽きます。新たなチャレンジとか以前に、今までの人口でなんとかやってきた事が出来なくなってる訳ですから、よっぽど斬新な事では無い限りかなり難しいんじゃないかと思ってます。
島に住んでいる人、みんな精一杯頑張ってますけど、精神論じゃ通用しなくなってきた。そんな感じ。
若い時はノリでなんとかなるんや!みたいに思ってましたが、最近、身に染みて人が少ないことに対してのデメリットを感じます。見え方が変わったのかな?
でもやっぱり大事なことって、よく「同志」とか言われますけど、島に対してどれだけ熱く想いを入れ込めるかどうかで、その熱をどれだけの人たちに共有できるかだと思います。これって宇久島だけじゃないでしょ?
最近はいろんな意味でスマートに仕事をこなせる時代だし、自分もスマートに淡々と仕事している(つもり)。
絶対にこの中で間違っちゃいけないのは、
誰でもかれでも人を住みつかせおけばOK!
みたいな思考や風潮になっちゃいけないこと。宇久島は宇久島なりのブランドがある。
個人で言えば「自分らしさを失くす」というのと一緒で、最低限のラインは考えないと。
島に興味を持った人を、興味を持ってくれたからといって誰でも受入れOKって、そんなに軽い島になったんかい!って思います。そんな出来事がありました。
来る人に対して言ってるのでは全くなくて、
どういった人に島に住んで欲しい、島で貢献して欲しい!
っていう確固たる目的を持って呼び込みをして欲しいんです。
今見てると、なんとなく「島に来ませんかー?」って呼びこみして、なんとなく募集かけて、たまたま何かの縁があった、地方に対して自発的に調べていた人がいた、とかで募集に引っかかってる。
なんで宇久島側から自発的にしないん?
こんな呼び込みしてたら「こんなハズじゃなかった」って人を量産するだけですよ。
酸いも甘いも100%見せる必要は無いけど、せめてその人へのGOALは見せてあげるのが島民の責務と思う。だって、都会とか住みやすい場所より、宇久島に興味を持って、好きになってくれて来てくれる人を求めるんなら。
だから、自分の仕事上、本当に熱い気持ちを持った人と一緒に仕事をしたいし、そんな人たちに来てもらって、一緒に高め合いたい、今日この頃です。そんな気持ちにさせられた今の職場に感謝申し上げます(超皮肉)。